万内川砂防公園(ばんないがわさぼうこうえん)に行ってきました。いやー探しましたよ。妙高市に川のせせらぎ近くで遊べる素敵な公園があると口コミで聞いて、ググったり妙高市役所で聞きこんだりして探し回っていましたが、寝かしつけドライブでやっと見つけ、8月の暑い盛りの日に実際に行ってみました。
ドライビングルート(ナビに出ず)
うちの車についているメーカー純正ナビに「ばんないがわ」と入力しても「さぼうこうえん」と入力してもこのスポットは候補にあがりませんでした。だから見つけるのに苦労したのです。Google MapかiPhoneのマップ機能ならば出ます。お手元のスマホで場所を見つけ、助手席の方に安全に案内してもらってください。
ルート途中の景色はきれいです。妙高市岡沢方面、田園も家々もとても清々しい風景でした。
到着するとあるもの
- 駐車場
- トイレ
- 公園案内図
駐車場は40台分ほど、十分な広さがあります。トイレは最初に行っておきましょう。あと私は、ひっそりとカーナビに地点登録を行いました。
ジュース自販機がないんですよね。1台だけでもあるといいんですが。飲料・食料は来る前に準備しましょう。
総合案内の看板

公園内のスポット一覧
- ピクニック広場
- 堰堤群展望広場
- 親水ふれあい広場
- せせらぎ広場
- 砂防模型水路
- 潤いの広場
- 自由広場
- 休息広場(親水護岸)
どんだけ充実してるんだ。
休息広場(親水護岸)
休息広場、親水護岸が何といってもおススメです。8月の真ん中、うだるような暑さの日に実際に行ってみました。
駐車場からは同じ目的のご家族連れが、アウトドア装備を万端にして、芝生の自由広場の奥へ向かっていて、私たちもその方向に歩いていきました。
視界に見えたのはこちらの景色。何とも幸せそうな広場です。

8月の猛暑日、午前中の10時頃に着いたのですが、駐車場には10台以上停まっていて、同じ目的のご家族連れがいっぱい。大半の方々はこの親水護岸に向かっていると思われ、みなさん楽しそうに過ごしています。うちらも混ぜてーって感じで水の広場へ突入していきます。

水の中に入ってみると、冷たくて気持ちいい! 水の深さに気をつけていけばたいていは水深30cm以内のところを遊べるので、サンダルさえあれば遊べます。
当日の上越地方はフェーン現象で最高気温40℃近くという超猛暑日でしたが、この公園に来ている時点で、外気温は35℃ほど。加えて公園の中は気持ちの良い風が吹き、足元は冷たい水につかっているので、体感気温は-5℃以上! クーラー要らずで気持ちよく過ごすことができます。ほとんど汗をかかずに、アウトドアの風景を満喫できるのです!
親水護岸の中にちょうど腰かけられるような大きな石があります。大人でもそこに座ってぼーっとしているだけで気持ちがいいですよ。大人にも夏休みが必要です。
必要な装備品
必要な装備品をまとめてみましょう
準備品リスト、必須のもの
- 帽子
- サンダル
- バスタオル
- 着替えセット
- 飲みもの・・・公園内にジュース自販機なしのように見えました
- 弁当、お菓子・・・コンビニ類も近くにありません。下界で用意しましょう
準備品リスト、追加オプション
お子様の好みによって、以下追加されると良いと思います。
- 水着・・・がっつり水遊び、プール好きなお子様
- 虫網、バケツ・・・水の中の小さい生き物を捉えて観察する
- 水鉄砲とか・・・水遊び品ですね、持っているご家族いました
- アウトドア用品・・・テントを張っているご家族もいました
親水護岸から川下りして駐車場へ
親水護岸から川下りのように下流へ遊んで行って、そのまま元の駐車場方面へ戻ることができます。楽しいうちに変えるのが我が家の方針ですので、下って行って、車へ戻ることにしました。
川沿いに葦の葉っぱもありました。笹船を作って、川遊びするのも楽しいですね。

水の魔力と、事故に注意
真夏の暑い日に、水に触れると本当にリフレッシュできます。しかもただのプールではないから視界には山、木々、体に風を感じることもできます。
水は心まで清らかにしてくれる、魔法のような存在です。
ただそれだけに、夏のお盆の季節など、水辺の事故のニュースを見ます。お盆はあの世への扉が少しつながっているような時期。くれぐれも間違いがないように、水辺で遊ぶお子様はよーく、目を離さず、注意してくださいね。公園看板にも、
小さいお子様連れの方は、目を離さないように注意してください
とありました。くれぐれも注意しましょう。
サマーフェスティバル
この万内川砂防公園では祝日の山の日近くで、サマーフェスティバルというイベントが開催されます。近隣企業の後援も入る本格的なものチラシは妙高市建設課からの配布です。この時期では妙高市のイベント情報チェックしてみましょう。
2019年8月10日、第16回サマーフェスティバル
そして
2018年8月11日、第15回サマーフェスティバル
これまた絶対に楽しいと思われます。
登録有形文化財、日影沢石積床固工群・斜路工
また入り口の看板では、縮尺の広い、散策路の案内看板がありました。散策路を歩いていくとその奥には、日影沢石積床固工群・斜路工(ひかげさわいしづみとこかためこうぐん・しゃろこう)なるものがあるようです。国の登録有形文化財ですって。
大正時代にわずか1.2kmの急な渓流で、47基の床固工群が、コンクリートを一切使用せずつくられた貴重なものです。また、支流のクズレ沢には非常にめずらしい斜路工が残っています。現地の石を切り出して、人の手で精巧に組み上げた手づくりの施設は、先人の知恵と苦労をうかがうことができます。
万内川砂防公園看板「歴史と清流の宝箱」より
大人だけでゆっくり散策するのなら、ぜひそちらに行ってみたいですね。この子らが大きくなってからでもいいかもしれない。